で、今日の一面を飾っていたニュースがこれです。
「基礎年金全額税負担で、消費税5―7%上げ必要・諮問会議試算 」消費税増税の話が時々ニュースで出ているのは知っていましたが、そもそも
なぜ増税が必要と言っているのか全然理解してませんでした。(ダメ)
その影には、「基礎年金の国庫負担増」が関係しているということでしょうか??
うにゅにゅ?
増税するくらいなら、基礎年金の国庫負担なんて増やさなくてもいいのでは?!
ていうか、そもそも国庫負担増と消費税増税に何の関係が?!
で、チラチラっと見てみたところ、「少子高齢化」と「年金システムの破綻(?)」が
関係しているようです。
読売さんのこのページが分かりやすい。
●「追跡年金改革 国庫負担の引き上げ」でもって、さらに詳しそうなのがこっち。
●「年金法改正のポイント Q&A」下のリンクは全部見れてないんですが、年金の仕組みから詳しく解説されていて
「はじめに」から数ページ見るだけでも、今回のニュースの背景が少し見えてきます。
どうも、現状の社会保険方式(加入者から保険料を徴収して財源にあてる)では
少子高齢化の、働き手が減少して受給者が増えるという流れに対して、財源として不安定すぎ
ていうか足りない!というのが根本にあるもよう。
かといって、不足分を補う為に保険料を増やすと、今度は尋常じゃない金額になってしまって
とてもじゃないけど加入者が支払えない・・・。
では、どうするか?
ということで、不足分を国が国庫から補填しつつ(これが、国庫負担増というやつっぽい)
これによって増える国庫の負担を、消費税増税によって補おうという仕組みらしい。
まぢかっ!
(間違ってたらすんません。誰か指摘お願いします・・・。)
ここまで来て、いくつか気になる点が・・・。
保険料徴収であれば、保険のために幾ら納付されたかが明確だけど
消費税という形で徴収されたら、保険料として納付された分の線引きなんて無いわけだから
運用がグダグダになるのではないのかっ?!という不安。
消費税は国民全員にかかってくるので、年金を受け取ってる老人も消費税を払わされてて
受け取った額のうち数パーセントを回収されている仕組みなのでは??
という、なにやら理不尽に思える点。
保険料アップよりも消費税増の方が負担が大きくなるのでは?
(徴収しやすいから、保険料アップじゃなくて消費税を選んでるだけでは?)
あと、低所得者にダメージが大きくなるのでは?という点。
うーむ・・・。どうなっとるんじゃろうか・・・。
この辺、詳しいことは明日以降だなー。
ちなみに、自民党が”基礎年金国庫負担半分+消費税増税”として、他の党は何て言ってるんだろう。
少しだけ調べてみる・・・。
▼民主党
「基礎年金の財源は全額税負担で 会見で小沢代表」消費税を据え置きつつ、基礎年金の財源は全額国庫負担??
負担ゼロで、国民年金の納付の必要がなくなるということなのでしょうか??
むおお。
でも、これに関しては、計算甘すぎとか批判的な意見も結構目につきますね。。。
●民主党提案の基礎年金全額税負担方式は実現可能か●日記番外:民主党の年金政策の欠陥●消費税5%で基礎年金が支給できるわけ無いだろ、と▼共産党
●消費税を充当 なぜ問題?共産党は、国庫負担を半額に引き上げつつ、財源は既存のムダな歳出の削減ということなのかな?
ちょっと調べ切れませんでした。
いずれにしても、「基礎年金の国庫負担増の必要性と、財源どうしようか問題」は
各党とも一致してるってことかー。
理解不足で解明できない謎は多いですが、少し紐解くだけで
いろいろ気になってきたなぁ。
ワシの老後は大丈夫なんでしょうか・・・ドキドキ・・・(;´Д`)